初心者にもできる芝生の庭の作り方

いよいよ本番、芝生張りの作業です

 

さて、芝張りの作業です。ヒモや糸をまっすぐ張って目印にしながら、芝生を交互にずらしながら並べていくときれいに仕上がります。こうして並べていくと最後に中途半端なすき間ができますから、余った芝生をすき間に合わせて切って埋めてください。

 

芝生を並べ終わったら目土(めつち)をまきます。目土とは通気性を水はけがいいものがよく、砂やボラ土の細かいものなど要するに粘土質じゃないサラサラした土ならなんでもいいのです。

 

その目土を芝生の葉がちょっと見えるくらいまでまいて、スコップなどで目地を埋めて平らにならします。秋や冬に芝生を張る場合は、寒さや乾燥対策で目土を少々多めに入れてくださいね。そのあとは、ローラーをかけるか足でよく踏んで芝生と土を“鎮圧(密着させること)”し、たっぷりの水をやります。これで芝生の庭が完成です。

 

張りつけたあとはなるべく芝生に入らないようにして芝生を養生させ、雑草の処理も2~3週間後にしシマジンなど薬剤の散布にしておきましょう。

 

あとはスクスク生育を待つばかりです。春に植えれば真夏には緑のじゅうたんで涼めますね。定期的な柴刈りを行って、いつも3~5㎝に芝の高さをそろえておくことをお忘れなく。